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 【インテリア・寝具】枕の選び方

icon:a06nagi 日常生活の中で寝具はやっぱり欠かせないもの。
枕はその中でも主役の一つよね。
枕にはたくさんの種類、形があり、個人個人の好みも関係します。
今の枕は合っていますか?慣れているだけじゃありませんか?
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枕の選び方

icon:a06nagi 枕はハッキリ言って、ちょっとお店で試すくらいでは、
自分に合っているのかどうかはわかりません。

数日使用して、やっとわかるくらいだわ。



①枕の高さ・大きさと形状

枕の高さ
枕の高さは5度くらいがちょうど良いそうです。

枕の高さ
画像では30度くらいありそうですが、気にしないで。

あくまで目安の角度ですが、高さは敷布団の硬さや、
使っている内にヘタってきたりしますので、高さを微調整できるものを選んだ方が良いです。


枕の大きさ
寝ている間に寝返りを何回も繰り返しますので、
大きめの枕を選ばれた方が良いです。

色々な形状の枕がありますが、基本的なサイズは、
35×55 ・ 43×63 ・ 50×70 ・ 43×120

現在一般的になっているサイズは43×63。

寝癖の悪さなども考慮して下さい。


枕の形状
枕の形状はたくさんありますが、これは本当に個人の好みです。

真ん中がくぼんでいる枕 普通形状の枕

ショップ名:Noone

瓢箪型?の枕

ショップ名:こだわり安眠館



これらの形状は基本形です。



②通気性や硬さを決める中の素材
傾向としては、男性は硬め、女性は柔らかめ。

それぞれの素材のメリット、デメリットをご紹介します。


ポリエステル綿素材
ポリエステル綿素材 これはよく見かける定番素材ですね。
【メリット】
ふわふわと柔らかく、ボリューム感があり、クッション性にも優れ、
軽量・安価な素材として多く流通しているわ。

【デメリット】
ヘタって弾力性がなくなる素材です。
ほこりもよく溜まります。
水洗いもできませんが、特殊加工されているものは可能です。

【寿命】
約1~3年
ヘタってくるので、枕が低くなってきます。
それにほこりも溜まりますので、
水洗いができないタイプは、寿命より早めの交換をお薦めします。


そばがら素材
そばがら素材 むか~し昔から利用され続けている定番枕素材よ。 【メリット】
通気性や吸湿性に優れていますので、夏場なんかにはもってこい。
価格も安価です。

【デメリット】
アレルギーやぜんそくもちの方は使用しない方がよいです。
天然素材ですので、湿気の多いところなどに置いておくと、
虫が湧いたりする事もあるのでご注意。
水洗いはもちろんできません。

【寿命】
約6か月~1年
そば殻が細かくなり、粉が出てきます。
虫が付きやすくなりますし、
鼻炎やぜんそくの原因にななる事もあります。


パイプ素材
パイプ素材 こちらも定番の素材でだわね。
【メリット】
通気性がよく、虫が湧く心配のない素材。
耐久性も高く、水洗いもできるので長い間使用する事が可能です。

【デメリット】
寝返りをうったりして頭を動かすと、パイプの音がうるさい。

【寿命】
約3~5年
パイプの寿命は長く、
水洗いもできるので清潔に保てるわ。
替えのパイプなども販売されてますので、
枕の中の布が破れない限り使用可能よ。


低反発ウレタン素材
低反発ウレタン素材 テンピュールが登場してから、模造品が乱発した素材よ。
【メリット】
柔軟性があり、フィット感が高いです。
また、頭の当たる面積が大きい為、体圧を分散し、
体の負担を軽くしてくれます。

【デメリット】
夏場はかなりムレ、冬場は素材が固くなります。
これらを解消している物も最近見かけます。
水洗いはもちろんできません。

【寿命】
約6か月~3年
反発性・柔軟性が徐々に失われていくわ。
だから体圧分散効果も失われます。
色が変色するけど、それは関係ありません。
目安としては形が崩れてきたらってところかな。


フェザー(羽根)素材
フェザー(羽根)素材 独特の柔らかさをもつ素材。個人的に私が最も合わない素材。
【メリット】
通気性、吸湿・保温・発散性に優れ、冬は温かく、
夏は涼しいという天然素材ならではの利点があります。

【デメリット】
羽根に骨がついている為、時折破れて羽が飛び出します。
安いものだと臭いが気になる場合があります。
水洗いはできません。

【寿命】
約1年~3年
ポリエステル綿と同じでヘタってくるわ。
なので低くなってきます。
当たり前だけど羽根の骨が布を突き破ってたくさん出てきたら
交換しないといけないわね(;・∀・)


ビーズ素材
ビーズ素材 よくクッションなどに使われている素材です。
【メリット】
値段により粒の大きさが違いますが、
それにより独特の感触を生み出します。
自由自在?とまではいきませんが、柔軟に変形してくれます。

【デメリット】 熱がこもりやすく、中の粒がよく動く為、
安定感がないといえます。
基本水洗いはできませんが、
特殊加工されている一部のものは可能です。

【寿命】
約1~5年
ビーズが悪くなるわけではなく、
覆っている布が先に寿命を迎えます。
流動性に優れているので、 布への負担が大きいんですね。


ひのき素材
ひのき素材 天然のひのきを使った素材。
【メリット】
ひのきの香りが良いです。
ひのきには防虫防湿効果があります。

【デメリット】
ひのきの香りが持続しない。
高めの値段設定。
水洗不可。

【寿命】
約1~3年
ひのきの寿命は長いけど、
香りはすぐになくなります。


コルマ、丸ビーズ素材
コルマ・丸ビーズ素材 真中に空洞のある直径1cm程度のプラスチック素材です。
【メリット】
空洞なので通気性がよく、
クッション性、柔軟性にも優れています。

【デメリット】
パイプと同じく音が大きいわ。
後、値段も少々お高めです。
水洗いは可能よ。

【寿命】
約3~5年
段々丸い形が保てなくなり、
ボリュームがなくなってきます。


icon:a06nagi 素材は上げればキリがないのでこのあたりで。

2次的にホルマリンや磁気、炭、ヒンヤリシート?

などなどの組合わせもあるわ。

テンピュールが登場するまでは、
枕の種類なんてパイプ、そばがら、フェザー、ポリエステル綿くらいのものだったわ。

枕の値段も通常380円~2000円程度だったけど、
10000円以上もするテンピュールが売れ始めてから、
急に競争が始まったように次々に新商品が登場したのよね。

枕が10000万円でも売れる」という常識を破ったテンピュールは 本当にすごいと思う。

ちょっと年齢がバレそうなので過去話はこのあたりで(;・∀・)



③枕と敷布団の相性

これも外せない項目よ。
「枕をお店で計測してもらい、家で数日使ったけど、
何かしっくりこないな。。。」
なんて事になりかねない。

せっかくオーダーメイドで作ってもらっても、
現在使っている敷布団と相性が悪ければ意味がないよね?

単純な事だけど、固めの敷布団なら高めの枕
柔らかめの敷布団なら低めの枕を選ぶといいわ。

こういった問題から高さの微調整ができる枕が増えたわけね。
※それと経年劣化によるヘタリにも対応する為。

かなり書いたな。。。

ついでだから枕の寿命についても書いておこう。。。

下に書くより上の素材のところに書いた方がわかりやすいよね。

・・・・・・たぶん。。。

少しでもお役に立てれば幸いです∩( ・ω・)∩

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