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【インテリア・寝具】枕の選び方
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枕はその中でも主役の一つよね。
枕にはたくさんの種類、形があり、個人個人の好みも関係します。
今の枕は合っていますか?慣れているだけじゃありませんか?
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枕の選び方
自分に合っているのかどうかはわかりません。
数日使用して、やっとわかるくらいだわ。
①枕の高さ・大きさと形状
枕の高さ
枕の高さは5度くらいがちょうど良いそうです。
画像では30度くらいありそうですが、気にしないで。
あくまで目安の角度ですが、高さは敷布団の硬さや、
使っている内にヘタってきたりしますので、高さを微調整できるものを選んだ方が良いです。
枕の大きさ
寝ている間に寝返りを何回も繰り返しますので、
大きめの枕を選ばれた方が良いです。
色々な形状の枕がありますが、基本的なサイズは、
35×55 ・ 43×63 ・ 50×70 ・ 43×120
現在一般的になっているサイズは43×63。
寝癖の悪さなども考慮して下さい。
枕の形状
枕の形状はたくさんありますが、これは本当に個人の好みです。
これらの形状は基本形です。
②通気性や硬さを決める中の素材
傾向としては、男性は硬め、女性は柔らかめ。
それぞれの素材のメリット、デメリットをご紹介します。
ポリエステル綿素材
これはよく見かける定番素材ですね。
【メリット】
ふわふわと柔らかく、ボリューム感があり、クッション性にも優れ、
軽量・安価な素材として多く流通しているわ。
【デメリット】
ヘタって弾力性がなくなる素材です。
ほこりもよく溜まります。
水洗いもできませんが、特殊加工されているものは可能です。
【寿命】
約1~3年
ヘタってくるので、枕が低くなってきます。
それにほこりも溜まりますので、
水洗いができないタイプは、寿命より早めの交換をお薦めします。
そばがら素材
むか~し昔から利用され続けている定番枕素材よ。 【メリット】
通気性や吸湿性に優れていますので、夏場なんかにはもってこい。
価格も安価です。
【デメリット】
アレルギーやぜんそくもちの方は使用しない方がよいです。
天然素材ですので、湿気の多いところなどに置いておくと、
虫が湧いたりする事もあるのでご注意。
水洗いはもちろんできません。
【寿命】
約6か月~1年
そば殻が細かくなり、粉が出てきます。
虫が付きやすくなりますし、
鼻炎やぜんそくの原因にななる事もあります。
パイプ素材
こちらも定番の素材でだわね。
【メリット】
通気性がよく、虫が湧く心配のない素材。
耐久性も高く、水洗いもできるので長い間使用する事が可能です。
【デメリット】
寝返りをうったりして頭を動かすと、パイプの音がうるさい。
【寿命】
約3~5年
パイプの寿命は長く、
水洗いもできるので清潔に保てるわ。
替えのパイプなども販売されてますので、
枕の中の布が破れない限り使用可能よ。
低反発ウレタン素材
テンピュールが登場してから、模造品が乱発した素材よ。
【メリット】
柔軟性があり、フィット感が高いです。
また、頭の当たる面積が大きい為、体圧を分散し、
体の負担を軽くしてくれます。
【デメリット】
夏場はかなりムレ、冬場は素材が固くなります。
これらを解消している物も最近見かけます。
水洗いはもちろんできません。
【寿命】
約6か月~3年
反発性・柔軟性が徐々に失われていくわ。
だから体圧分散効果も失われます。
色が変色するけど、それは関係ありません。
目安としては形が崩れてきたらってところかな。
フェザー(羽根)素材
独特の柔らかさをもつ素材。個人的に私が最も合わない素材。
【メリット】
通気性、吸湿・保温・発散性に優れ、冬は温かく、
夏は涼しいという天然素材ならではの利点があります。
【デメリット】
羽根に骨がついている為、時折破れて羽が飛び出します。
安いものだと臭いが気になる場合があります。
水洗いはできません。
【寿命】
約1年~3年
ポリエステル綿と同じでヘタってくるわ。
なので低くなってきます。
当たり前だけど羽根の骨が布を突き破ってたくさん出てきたら
交換しないといけないわね(;・∀・)
ビーズ素材
よくクッションなどに使われている素材です。
【メリット】
値段により粒の大きさが違いますが、
それにより独特の感触を生み出します。
自由自在?とまではいきませんが、柔軟に変形してくれます。
【デメリット】 熱がこもりやすく、中の粒がよく動く為、
安定感がないといえます。
基本水洗いはできませんが、
特殊加工されている一部のものは可能です。
【寿命】
約1~5年
ビーズが悪くなるわけではなく、
覆っている布が先に寿命を迎えます。
流動性に優れているので、 布への負担が大きいんですね。
ひのき素材
天然のひのきを使った素材。
【メリット】
ひのきの香りが良いです。
ひのきには防虫防湿効果があります。
【デメリット】
ひのきの香りが持続しない。
高めの値段設定。
水洗不可。
【寿命】
約1~3年
ひのきの寿命は長いけど、
香りはすぐになくなります。
コルマ、丸ビーズ素材
真中に空洞のある直径1cm程度のプラスチック素材です。
【メリット】
空洞なので通気性がよく、
クッション性、柔軟性にも優れています。
【デメリット】
パイプと同じく音が大きいわ。
後、値段も少々お高めです。
水洗いは可能よ。
【寿命】
約3~5年
段々丸い形が保てなくなり、
ボリュームがなくなってきます。
素材は上げればキリがないのでこのあたりで。
2次的にホルマリンや磁気、炭、ヒンヤリシート?
などなどの組合わせもあるわ。
テンピュールが登場するまでは、
枕の種類なんてパイプ、そばがら、フェザー、ポリエステル綿くらいのものだったわ。
枕の値段も通常380円~2000円程度だったけど、
10000円以上もするテンピュールが売れ始めてから、
急に競争が始まったように次々に新商品が登場したのよね。
「枕が10000万円でも売れる」という常識を破ったテンピュールは 本当にすごいと思う。
ちょっと年齢がバレそうなので過去話はこのあたりで(;・∀・)
③枕と敷布団の相性
これも外せない項目よ。
「枕をお店で計測してもらい、家で数日使ったけど、
何かしっくりこないな。。。」
なんて事になりかねない。
せっかくオーダーメイドで作ってもらっても、
現在使っている敷布団と相性が悪ければ意味がないよね?
単純な事だけど、固めの敷布団なら高めの枕。
柔らかめの敷布団なら低めの枕を選ぶといいわ。
こういった問題から高さの微調整ができる枕が増えたわけね。
※それと経年劣化によるヘタリにも対応する為。
かなり書いたな。。。
ついでだから枕の寿命についても書いておこう。。。
下に書くより上の素材のところに書いた方がわかりやすいよね。
・・・・・・たぶん。。。
少しでもお役に立てれば幸いです∩( ・ω・)∩
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